Vol.2のCountry Blues Heaven 2011をやった折に、出演してくれた吾妻さんから「カントリーというのを外して、江古田ブルースフェスティバルとして、アメリカのインチキくさいブルースマンあたりを格安で呼んでやればいい」的なアドバイスをもらって、2012年からはそんな流れかな、弾き語り中心としては最後かな、と当時は思った。
さてさてどうしようか、と思案しているところへ、当のマスターが「久々にカントリーブルースヘブンやろうか」と言い出した。これは渡りに舟、企画物としてはやりやすいCountry Blues Heavenをやってみて、それから次の企画を打ち出そうと決めた。
あえて裏話をしてしまうと、Country Blues Heavenは企画ものとしては楽なのである。ざっくりと言えば、江古田倶楽部でライブをやってくれてる人を何人かまとめて大きめのハコでやる、というだけなのだ。演者たちに出す条件も、江古田倶楽部でやってもらうのとほぼ変わりない。お願いした演者が引き受けてくれるかどうかでほとんど決まってしまうのだ。(違いは、演者に演奏時間がかなり短いことを呑んでもらうこと。今回に関していえば、大阪や富山からわざわざやって来たのに1時間もやらない、ということになってしまう。つまりは出演者に無理をお願いして成り立ってるのだ)